期限を設定し、夢を目標に変えることの大切さ
はあちゅう氏著「半径5メートルの野望」を読みました。
なかなかにドロッとしていて面白かったです。
自身の内側を掘り下げて、くるっと反転させて外側にさらすという行為は結構時間のかかる作業だったでしょうし、勇気のいることだったと思います。
さて、今日はこむつまの友人の話をしましょう。
本書でも筆者が「期限を設定し、夢を目標に変えることの大切さ」を述べているのですが、まさにそれと合致する出来事があったよなあと思い出したので。
友人の名前はA子にしときますかね。
A子とは大学時代に知り合いました。
特段性格が合うわけでは無かったのですが、同じ学部・学科だったこともあり、講義終了後、そのまま街に出て買い物をしたり、食事をしたりという感じで、A子と一緒にいる時間は結構長かったですね。
大学卒業後は、それぞれ別の会社に就職したこともあり、会うのは年に数回ほどになりました。
会ったとしても、一緒にご飯を食べながら近況報告をして、2~3時間で解散といった程度。
でもまあ、不思議と縁が切れることも無く、三十路を過ぎた現在でも時々連絡を取り合っています。
そんなA子ですが、今から数年前、彼女が29歳の夏、突然こんなことを言い始めました。
「私、来年の6月に結婚式することにしたから。もう会場も予約済み。場所は青山。来てね」
こむつまは少し驚きました。
その2~3ヶ月前に電話で話したとき、A子が「彼氏が欲しい」と言っていたからです。
「ああ、最近彼氏できたんだ。良かったね。しかも結婚?まだ付き合って2~3ヶ月でしょ?スピード婚ってやつだね。いずれにせよ、おめでとう」
確か、こんな風に返したと思います。
そうしたらですね、違ったんですよ。
A子曰く、
- 彼氏はいない。無論婚約者もいるわけが無い
- でも、自分は30歳までに結婚しようと昔からずっと考えていた
- 30歳まであと1年。だから結婚式場を先に予約しておいた
- 結婚相手は今から探すから問題ない
とのこと。
ワイルドでしょ?
でね、A子はその後、合コンやいわゆる婚活パーティなんかに積極的に参加して、彼氏ゲット&結婚を前提としたお付き合いをスタートさせたんです。
そして、結局、A子の予定通りに、彼女が30歳になる年の6月、青山の式場で結婚式を挙げたんですよ。
まさに「自ら期限を設定することで、夢を目標に変えた」事例なんじゃないかなと思います。
A子にしてみれば、「夢が叶った」のではなく、「淡々と努力を重ね目標を達成しただけ」になるわけですよ。
そんなA子も今ではお母さん。
実は今週末、2年ぶりに会う予定です。
再会の場所はなぜか宮崎。
A子との再会よりもチキン南蛮に胸(Aカップ)をときめかせているこむつまなのでした。
ではでは、See you later, alligator.
旦那の禁酒継続期間:63日