こむつまの日記

東京から熊本に移住したごく普通の専業主婦が思い出を消費するブログです。

頑張れ息子よ

別に旦那がEDとかいう話ではないです。

旦那のうまい棒ではなく、本当の息子(?)の話です。

 

こむつま家の5歳になる息子ですが、最近、幼稚園に行くのを嫌がります。

 

具体的には、朝、幼稚園への出発時間が近づいてくると、「おなかが痛い」と言い始めるのです。

それまでは普通に朝ごはんを食べ、テレビを見ていたのに。

 

「幼稚園行きたくないの?」と聞くと、

「違う、おなかが痛いだけ。でもおなかが痛いから幼稚園には行けない」と答えます。

 

そう、決して「幼稚園に行きたくない」とは言わないのです。

 

まあ、本人が腹痛を訴えているので、一応、母として、

「大丈夫?一緒にトイレ行ってみようか?」
と、声はかけますが、本当におなかが痛いのか、それとも単なる嘘なのか、様子を見ていれば大概見抜けます。

 

結局、「おなかが少し痛いだけでしょ?先生も言っておくから大丈夫。幼稚園行くよ」と、こむつまの手によって息子は幼稚園に強制連行されるのです。

 


息子なりに悩みというか、幼稚園で嫌なことがあるのかも知れません。

クラスメイトに嫌いな子がいるとか、授業のマラソンをしたくないとか。

 

具体的に主張してくれれば、まだ対応できるんですけどねえ。

 

今のところ息子の様子を観察したり、幼稚園の先生に園での様子を聞いたりする限り、そこまで深刻な状況でもなく、「ただなんとなく、幼稚園に行きたくないだけ」という状態のようなので、当面はどれだけ嫌がろうが幼稚園には連れて行こうと思っています。


幼稚園って、子供にとっては親以外の大人との関係や友達との関係、園でのルール(社会のルール)に気づき、それを受け入れて行動するという非常に貴重な経験が出来る場所なんですよね。

 

自分の意志とは関係なく、先生や友達との関係上しなければならないことも迫ってきます。

クラスで係りを決めたり、決められた役割をこなしたりすることなど、能動的な参加も必要です。

要するに、他人とのかかわりの中で、ときに葛藤を感じながら、そして試行錯誤をしながら、社会性を身につけていくわけです。

 

社会性ってそんなに簡単に身につけることはできません。

 

子供自身が不安や迷い、挫折感や抵抗感を経験しながら徐々に身についていくものだと思います。

 

親であるこむつまが息子に社会性を教えることなんて出来ないでしょう。

こむつまができることは、息子がいろいろな場所で、いろいろな人(見知らぬ友だち)と接する機会を作ってあげることだけです。

 

息子が今感じている不安というか嫌な思いを乗り越え、自分に自信を持って社会に踏み出していくことを願います。

 

なんてことを、いただきものの子供用ハーブティーを飲みながら考えている母でした。

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ではでは、See you later, alligator.

旦那の禁酒継続期間:42日