「雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固め」と「かち上げ式エルボースマッシュ」と言えば
こむつまはなぜか子供の頃からプロレスが大好きです。
今でこそせいぜいネットで結果を確認したり、深夜に放送されているテレビを録画して見たりする程度ですけど、本当にのめり込んでいた時は、両国国技館や東京ドームに観戦しに行っていました。
好きな団体は、今も昔も「新日本プロレス(新日)」です。
そして、新日を好きになったきっかけは、テレビ朝日の「ワールドプロレスリング(ワープロ)」。
こむつまが小学生の頃、当時は「ワープロ」が、土曜日の16:00~16:54という素敵な時間帯に放送されており、学校から帰ってきたこむつまは、食い入るように見ていたことを記憶しています。
そんなこむつまのプロレスLOVEの中心にいるのが、こむつまが中学生当時、新日本プロレスに所属していた「ケンドー・カ・シン」選手(のちにケンドー・カシンへ改名)。
カシンの何がカッコ良いかって、どんな態勢からでも入ることができる「腕ひしぎ」ですよ。
劣勢な状態が一瞬で勝利に切り替わるんです。
素晴らしいの一言。
いろんなパターンがあります。
飛びつき式腕ひしぎ十字固め
いわゆる正面跳び式、跳びつき式。
最もフィニッシュに多用された入り方で、電光石火の勝利や逆転劇も数多く見られました。
雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
カシン自身が開発したバリエーションの一つでフィニッシュ・ホールドとしても使用。
関節技を雪崩式に応用したのは公開当初非常に希有な例でしたが、後々フロントキックで迎撃されることも多くなりましたね。
ビクトル式腕ひしぎ十字固め
カシンは主に後方から極めます。
回転段階で下記、足取り式に派生する場合も多かったです。
足取り式腕ひしぎ逆十字固め
通常のものから相手のロープブレイクを阻止し、フィニッシュに至ることも多かったです。
上記、ビクトル式で腕を極めた状態で派生する場合も。
横入り式腕ひしぎ逆十字固め(巻き込み式腕ひしぎ逆十字固め)
この技を仕掛けると見せかけてスクールボーイで丸め込むこともありました。
1997年の大谷晋二郎選手とのIWGPジュニア戦で「雪崩式飛びつき腕ひしぎ逆十字固め」を初めて見た時の衝撃は今も忘れられません。
当時録画したビデオテープを何度見たことか。
どこかに動画落ちてないかな?
それと、ドクトル・ワグナー・ジュニア選手とのタッグも非常に良かったですね。
他の人とはすぐに仲間割れを起こす一匹オオカミで孤高のカシンが、ワグナー・ジュニア選手とだったらタッグが上手くいくという不思議。
ものすごく強いタッグチームだった印象がありますが、調べてみたら、第2代IWGPジュニアタッグ王座としては2回しか防衛していないんですね。
こむつまにとっては、記録よりも記憶に残るタッグチームってことです。
ちなみに、こむつまはガチンコ、セメント、総合格闘技は好きではありません。
こむつまが高校生から大学生のときは、K-1やPRIDEがもてはやされていた時代なのですが、その時もこむつまは深夜放送のワープロを録画して見ていました。
ですから、石澤常光選手として総合格闘技に参戦した時は、正直あまり嬉しくなかったですね~。
相手の土俵で戦う必要なんてないのになと。
「プロレスラーが最強」なのは、プロレスという競技においてであり、そりゃあ、競技が変われば、負けますよ。
いつか再び、会場に足を運び、カシンの芸術的な腕ひしぎ逆十字固めを、この目で見ることを夢見ているこむつまなのでした。
ではでは、See you later, alligator.