「ことばの教室」とハーモニカ(子供の発声トレーニング)
今年5歳(年中さん)のうちの息子ですが、来年度は「ことばの教室」に通わせようと思い、先日申し込みをしてきました。
なんというか、発問が全体的に不明瞭なんですよね。
息子と会話をしていると、同じ母音の、例えば、「か」と「さ」と「た」がすべて同じ音、に聞こえてしまいます。
つまり、子音、この例で言えば、「K」と「S」と「T」の音が弱いんです。
来年度から通わせようと思っている「ことばの教室」は、ことばに関して心配のある幼児を通わせ(週に1回80分)、発声等の練習を受けるというものです。
こむつまの息子のように、「発音が全体的に不明瞭」という場合のほか、
- ある音が他の音に置き換わる。例えば、「カラス」を「タラス」、「サカナ」を「チャカナ」などと発音する
- 話し始めの音が出にくかったり、繰り返したり、途中の音を伸ばしたりする
- 相手の話し声や周りの音が聞こえにくいようだ
といった心配のあるお子さんをもつ親御さんが、毎年数多く応募しているようです。
こむつまはこれまでにも、息子のことばのことで、小児科の先生や保健師さんに相談したことがありますが、
「聴力や知能に問題は無いし、6歳くらいまでは滑舌が悪い子供もたくさんいるので、もう少し様子を見ましょう」
といった説明を受けてきました。
そして、
「親御さんがどうしても気になるようであれば、自宅で割と手軽に行える発声トレーニングをやってみてはいかがでしょうか」
ということで、
「風船や吹奏楽器を使って楽しく肺活量を鍛える」
というトレーニングを紹介されました。
肺活量が少ないと、呼気が弱くなり、口や舌に力が伝わらず、滑舌が悪くなったり、発生が不明瞭になったりすることがあるそうです。
例えば風船を使ったトレーニングですと、風船を何日も繰り返し膨らませているうちに、肺活量が増え、だんだんと風船を大きく膨らませられるようになってきます。
こむつまの息子は音楽が好きなので、風船よりも毎日楽しく肺活量トレーニングができるかなと考え、3か月ほど前に吹奏楽器を購入しました。
それがこちら。
SUZUKI(スズキ)の子ども向け10穴ハーモニカ エアーウェーブです。
ジュニアのハーモニカより大きめのサイズで、子供の手に馴染む樹脂ケース、薄くて軽く、ビスも突起もない丸みのある優しいデザインになっています。
このエアーウェーブの特徴は、従来のハーモニカと比べて穴の間隔を広くとっているので、一つの音が出しやすいこと。
そして、全部で10個ある穴には、それぞれ左から順に番号がふってあります。
子供向けに書かれた説明書には、楽譜が読めなくても演奏できる簡単楽譜がついています。
例えば「きらきらぼし」なら、「4、4、6、6、・・・」というように、番号の穴を吹いたり吸ったりすれば簡単に演奏できるように書かれているわけです。
ハーモニカトレーニングを開始して3か月。
息子は毎日楽しそうにプープー吹いています。
これで少しは肺活量が増えてくれれば嬉しいのですが。
「ことばの教室」 が始まるまであと半年。
もう少し気長に様子を見守りたいと思います。
ではでは、See you later, alligator.