君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?
読書感想文です。
- 作者: 田村耕太郎
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2012/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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宇佐美典也氏に「タムコーのクソ本」と言わしめた本書ですが、確かに、定価1,300円の価値は無いなあと思いました。
こむつまはブックオフで、100円でゲットしました。
うん、100円以上の価値はありましたよ。
本書の内容は、端的に言いますと、
「日本はダメだから、英語を勉強して、海外の大学に留学しよう。そうすればあなたは救われるし、その海外経験を活かして日本を盛り上げてくれれば、日本人も助かる」
というものです。
本書のタイトルだけでは、若者に海外を見に行くよう勧める本のように感じますが、筆者の言うところの「海外」とは、留学に値するアメリカ、シンガポール、インドのみですので、非常に限定的です。
ですので、ちきりん氏の「世界を歩いて考えよう!」の方が、「自分もこの目で世界中を見て回りたい」と思わせる点で魅力的ですね。
せっかく読んだ本ですので、本書における田村氏の主張と同意できる点を挙げておきますと、それは「古典を読んで教養を身に付けた方が良い」というものです。
これはこむつまも完全同意です。
ちなみに田村氏が推奨する古典は以下の通りです。
夏休みの読書課題にいかがでしょうか?
「種の起源」チャールズ・ダーウィン
- 作者: チャールズダーウィン,Charles Darwin,渡辺政隆
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/09/20
- メディア: 文庫
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「人生の短さについて」ルキウス・アンナエウス・セネカ
「君主論」ニッコロ・マキャベリ
- 作者: ニッコロマキアヴェッリ,Nicoll`o Machiavelli,河島英昭
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/06/16
- メディア: 文庫
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「国富論」アダム・スミス
ではでは、See you later, alligator.