【読感】朝2時起きで、なんでもできる!
グータラ専業主婦のこむつまにとってはとても真似できないような内容でしたが、枝廣淳子氏著「朝2時起きで、なんでもできる!」を読みました。
著者の枝廣氏はご存知の方も多いかも知れませんが、あのアル・ゴア氏の「不都合な真実」の翻訳者でもあります。
- 作者: アル・ゴア,枝廣淳子
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2007/01/06
- メディア: 大型本
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そんな枝廣氏が2001年に出した本書。
タイトルはなかなかに衝撃的ですが、決して「早起きのススメ」的な内容ではありません。
「朝2時」というのは、著者がたまたま、夜8時に寝て、朝2時に起きて(6時間睡眠)勉強・仕事をする、というスタイルが合っていたので(誰からの邪魔も入らず集中できる)、続けているのであって、「朝2時に起きる」ことが目的ではないのです。
それまでは普通の主婦だった枝廣氏(といっても東大卒ですが)が29歳の時、夫が2年間の予定でアメリカに留学することになります。
そこで枝廣氏は、その2年間で英語をマスターしようと考え、どうせなら、英語が完璧にできないとなれない同時通訳者を目指すことにします。
幼児を抱えての生活でしたが、効果的・効率的な勉強方法を考え、無駄のない時間の使い方で、成果を上げていきます。
また、単純に語学習得の話だけではなく、自分の人生を主体的に生きる術が、精神論ではなく、具体的に書かれているので、誰でも実行できそうな気がします。
やりたいことは全部やる。
リスクを取らないことがリスクである。
まあ、要するにこういうことです。
自分のやりたいことができず、周囲の環境に悩んでモヤモヤしている人におススメの一冊です。
ではでは、See you later, alligator.