粘膜下口蓋裂の手術のこと
粘膜下口蓋裂と診断された5歳になる息子。
先日、今後の治療方針について、形成外科の先生、言語聴覚士の先生とお話をしてきました。
結論から言いますと、これから毎週1回通院し、言語のトレーニングを受けながら、手術の時期を決めていくということになりました。
それぞれの先生の所見は以下のようなものでした。
(形成外科)
- 粘膜下口蓋裂は4歳前後になってから見つかることが多いため、今回のケースも珍しいものではない
- 口蓋裂の程度(のどちんこの割れ具合・短さ)としては比較的軽いほうなので、言語のトレーニングのみで解決するかもしれない
- 手術するとなると、10日前後の入院が必要になる
- 手術自体は2時間程度だが、術後は食事制限→流動食となるため、普通食・退院まではどうしても時間が必要になる
(言語聴覚士)
- 粘膜下口蓋裂によってことばに問題があるというよりは、そもそもの発声の仕方、発音の仕方に問題があるように見受けられる
- とにかく舌の使い方が下手なので、正しい舌の使い方を習得させる方が先決である
- 発声・発音のトレーニングを継続し、それでもことばに問題があるようであれば、手術をしましょう
- トレーニングは毎週1回40分程度
- 当面は、発声の強化として、笛やストローを使った鼻から息を漏らさずに口から息を出す練習を行う
- 同じく発音の強化として、鏡を使った舌の使い方の練習を行う
というわけで、これから毎週、息子と一緒に言語トレーニングに通うことになりました。
「あ」発声時はきちんと動いている口蓋が、「う」発声時には全く動いていないため、まずはそこを矯正していくことになるようです。
頑張って息子を支えます。
ではでは、See you later, alligator.