おこげとおかまとケーキ
大学時代の友人に、いわゆる「おこげ」の女の子がいました。
本当にゲイの友人ばかりと遊んでいて、新宿二丁目のバーにも足しげく通っていましたね。
彼女曰く、「ゲイと過ごすのは楽」とのこと。
自分はそんなつもりがなくても性愛の対象として見てくる男友達や、本音を言えず少なからず気を使ってしまう女友達、そのどちらにも属さないゲイの友人というのは、彼女にとっては本当に気の置けない大切な存在だったようです。
「おこげ」違いですが、こむつま家では、土曜と日曜の朝と晩は、土鍋でごはんを炊いています。
使い古した炊飯器(かれこれ10年は使っている)で炊くのと、土鍋で炊くのでは、ごはんの美味しさが全然違うんですよ。
土鍋だと、本当ににふっくらと炊くことができ、お米がツヤツヤです。
本当は毎日土鍋で炊きたいくらいなんですが、予約タイマー機能がないのが致命的・・・
前日夜にセットしておけば翌朝起きるのと同時に炊き上がるという炊飯器の機能は偉大です。
で、「土鍋でご飯を炊いてます」というと、「おこげ神話」ともいうべき、「土鍋ごはん→おこげ最高!」という考え方がありますよね。
こむつまも、土鍋でごはんを炊くようになって、最初の2回はおこげをつくって食べていました。
旦那も喜んでいましたし。
でも、もうやりません。
だって、ふっくら柔らかい白米の方が美味しいから。
「おこげ」なんて、すぐ飽きます。
固いし、歯にくっつくし、邪魔なだけ。
子供たちも嫌がりますね。
「おこげ」は、炊飯器では会うことができない、憧れの存在。
しかし、時々会うから楽しい。
毎日顔を合わせていたらウザいやつ。
そんな子ですよ、「おこげ」は。
年末になり、こむつまはまた1つ歳を重ねました。
もう熟女と言っても過言ではない。
上通りのSWISSで買ったケーキでハッピーバースデーをしてもらいました。
ではでは、See you later, alligator.