熊本市の防災マニュアルにおける「布田川・日奈久断層帯」の記載内容
熊本市から各家庭に配布されていた「保存版 わが家の防災マニュアル(平成23年8月発行)」を今更ながら読んでみました。
今回の平成28年熊本地震を引き起こした「布田川・日奈久断層帯」のことも明記されていました。
「布田川・日奈久断層帯」が引き起こす地震の想定は、マグニチュード7.2~7.6、震度5弱~6強と、実際に熊本市で起きたマグニチュード・震度とさほど大きなズレはありませんでした。
ただ、発生確率の計算はやはり難しいようで、防災マニュアルには、
「今後30年以内の地震発生確率は、断層帯北東部でほぼ0%、断層帯中部でほぼ0~6%と極めて低いのですが、発生した場合は、市南東部で震度6強を示します」
と記されており、まさか今回のように震度7クラスの自身が2回も連続して起こることは想定できなかったわけです。
日本には30年以内の発生確率がもっと高い地震がたくさん想定されているわけですから、皆さんもよくよく備えておいてください。
ではでは、See you later, alligator.