ジリリキテル・・・こむつま家のエンゲル係数は25%です
国民の生活水準を示す指標によく用いられているエンゲル係数。
こむつま家ではここ数年、急上昇中です。
子供たちが大きくなるに従って、年々食費(分子)が増えていく一方で、旦那の収入がそれに見合った上昇カーブを描かない以上、エンゲル係数が大きくなるのは避けられません。
そんなわが家の話は置いておいて。
もう1ヶ月ほど前のニュースだったでしょうか、
「生活者の消費支出に占める食費の割合である「エンゲル係数」が、近年、我が国で急上昇している」
という結構衝撃的な内容の記事を読みました。
確か、日経MJだったはず。
経済が成長して国が豊かになれば、エンゲル係数も下がっていくというのが一般的な傾向でして、これまで我が国でもそのような動向を示してきたわけです。
近年は23%前後で推移してきました。
そんなエンゲル係数ですが、総務省が昨年末に公表した家計調査によりますと、平均が25.7%となり、しかも7カ月連続で25%を超えるという結果となったそうです。
25%を恒常的に上回るのは約25年ぶりとのことで、バブル期と同水準であり、ここ2年ほどで2%も急上昇した背景には、我が国の世帯では構成人数が減少したことに伴って個食化や外食化が進んだほか、消費増税や原料高が重なったことがあるようです。
また、食費に占める穀類、肉類、魚介類、野菜・海藻の割合は平成2年には47%もあったようですが、平成26年には39%に減少し、そのかわりに「外食」と「中食」への支出割合が増えています。
これは贅沢をしているわけではなくて、共稼ぎ世帯の増加により、主婦(主夫)が食事を作る時間をなかなか取れないことが原因でしょうね。
他に要因として考えられるのは、「食品に対しては支出をいとわない」と考える、食へのこだわり派が増えていることもあるのではないでしょうか?
健康や環境への意識が高く、多少割高であっても信頼できる店で、有機栽培や無農薬栽培の農産物を選ぶというような消費志向もエンゲル係数を押し上げていると考えられます。
それと、もちろん不景気の影響や貧困問題もあるでしょう。
いずれにせよ、少子高齢化や生活全体の成熟化によって日本社会が新しい局面を迎えていることが、エンゲル係数からも見て取れるのは非常に面白いですね。
ちなみにこむつまはベリヲタです。
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ミヤー、愛してるよお。
また会いたいよお。
ではでは、See you later, alligator.
旦那の禁酒継続期間:31日