こむつまの日記

東京から熊本に移住したごく普通の専業主婦が思い出を消費するブログです。

振り返ると、人生の転機にはいつも杉村太郎がいた

就職するときも、英語の勉強をはじめたときも。

 

ひさしぶりに杉村太郎氏の「アツイコトバ」を再読しました。

アツイ コトバ (中経の文庫)

アツイ コトバ (中経の文庫)

 

 

本書の構成は以下の写真の通り、見開きの右ページに「アツイコトバ」が書いてあり、左ページにそのコトバへの杉村氏の思いが説明されています。

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「敵は変化への恐怖、それだけだ」

本書にはこのような40のアツイコトバが詰まっています。

 

 

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「危険な方を選べば、すべてが正解だ」

 

このコトバの意味を、杉村氏はこのように説明しています。

「真の感動も快感も、自分への勝利も、危険のその先にしかない」と。

本当にその通りです。

 

選択を迫られたとき、自分の成長にとってどちらが意味があるのか、その一点で選びたいですね。



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「死ぬ気でやれよ、死なないから」

 

これはもう説明はいらないでしょう。

自分にできることは、ただ一つ。

淡々と自分の本気を出すのみ。

淡々とフルスロットルで、自分のベストで突っ込むのみ。

それしかありません。

 

 

最後に、本書の「あとがき」から一部引用しますね。

 

杉村氏は47歳という若さでこの世を去ってしまいました。

そんな彼が本書に託したアツイ思いが、この「あとがき」を読めば感じていただけると思います。

 

 99%の人間は、日々、流して生きている。半分寝たまま生きている。
 
 超眠いわけでもなく眠り、目覚まし時計に起こされ、無意識のまま電車に揺られ、会社に辿り着く。社内会議の誰かの発言にも、特に問題意識を持たぬまま、無意識に頷いている。上司とのすり合わせも、超納得ではないが、よしとする。

 すっと気を抜けば、いつの間にか季節は変わっている。意識も、実力も、何一つ変わっていないのに、むしろ明らかに退化しているのに、表面的な態度とたるんだ皮膚だけがふてぶてしくなる。

(中略)

 結局、生きている実感は、究極の状態にしかないのだ。
 究極の状態とは、すなわち、死と隣り合わせの状態。

(中略)

 この本は、読んで感じていただくだけでは目的は果たせない。
 感動してくれようと、憤慨しようと、それだけではだめだ。僕と飯沼は、きみが新しい次元でのアクションを取ってくれないと納得しない。
 どんなに無謀な挑戦だろうと、人からバカだと言われようと、突き進んで欲しい。揚げた旗は絶対に降ろすな。

(中略)

 片時も忘れないで欲しい。
 どんなにあがこうと、どんなに苦しんでいる気分に浸ろうと、僕たちは圧倒的に恵まれている存在であることを。


 10代より20代。20代より30代。30代より40代。40代より50代…。
 人生とは歳を重ねるほどエキサイティングになれるものだと信じている。40歳まではそうだったから、これからもそうだと確信している。
 80になろうと、90になろうと、もっと楽しい、もっと刺激的な、格闘とエロスの日々を堪能できると信じている。
 それができるかできないか。それは、今日の自分にかかっている。


 さて、今から何をしますか。
 選択は、すでに始まっている。


 僕も誓います。全力疾走することを。きみは?


 2004年11月

 杉村 太郎

 

 

We shall not cease from exploration.

And the end of all our exploring

Will be to arrive where we started

And know the place for the first time.

 

 

ではでは、See you later, alligator.

旦那の禁酒継続期間:21日