こむつまの日記

東京から熊本に移住したごく普通の専業主婦が思い出を消費するブログです。

こむつまミステリィ 横溝正史作品との出会い

専業主婦のこむつまは、暇な時間に本を読むことが多いのですが、「小説」というものはほとんど読みません。

 

新書などの実用書ばっかり。

 

どれくらい読まないかと言うと、小説は月に一冊読むか読まないかですね。

年10冊くらいでしょうか。

 

そんなこむつまにも、来る日も来る日も小説の文庫本にかじりついていた時期がありました。

うら若き中学2年生~高校1年生くらいの頃だったと思います。

 

こむつまにもJC・JK時代があったのです。

  

こむつまは中高一貫の私立中学・高校に通っていたのですが、中学・高校の6年間、毎日電車で通学していました。

 

その通学の車内で、当時小説を読んでいたわけですが、何に熱中していたかというと、横溝正史先生の作品なんです。

 

 

こむつまの母は本の虫で、子供の頃から家には大量の本がありました。

 

母は特にミステリィが好きだったので、海外の古典から国内の新作まで、部屋の中にはたくさんのミステリィが積んでありました。

 

その中にね、横溝正史先生がいらっしゃったわけです。

 

通学の電車で手持無沙汰だったこむつまは、なんか本でも読もうかなと思って部屋の中を物色していたのですが、その時、本当に偶然目についた、ホラーっぽい表紙の横溝先生の作品に手を出したのでした。

 

はじめて読んだ作品が、何を隠そう、「夜歩く」。 

夜歩く (角川文庫)

夜歩く (角川文庫)

 

 

もうね、何の知識も無しに読んだこともあって、オチが鳥肌もので最高だったわけです。

 

横溝正史作品を読み尽してからは、アガサ・クリスティにも手を出したのですが、「アクロイド殺し」なんて、「ふーん」てなもんですよ。

 

本当は、クリスティの方が元祖なわけですが、当時のこむつまには知る由もなく。

 

 

「夜歩く」を読んで、「なんじゃこりゃー!すげー!」と衝撃を受けて以降はもう、金田一耕助シリーズ、由利麟太郎・三津木俊助シリーズ、捕物帖シリーズをむさぼるように読みましたね。

 

家にある作品を読み尽してからは、図書館で借りて読み、古本屋で買い漁って読み、当時可愛い中学・高校生だったこむつまが入手できる限り、横溝正史作品を読みました。

 

おそらく横溝正史作品の8割くらいは読んだのではないでしょうか。

 

 

今でもミステリィというジャンルは小説の中でも好きな方で、「このミステリーがすごい」なんかも毎年チェックしちゃうこむつまなのですが、

 

 

というラインナップは変わらないのです。

 

ではでは、See you later, alligator.