こむつまの日記

東京から熊本に移住したごく普通の専業主婦が思い出を消費するブログです。

子供に無関心な親です

昨日生理がきました。

 

中々都合よく行きませんね。子作りって。

 

また次回の排卵日(約2週間後)に向けて、夫婦ともにコンディションを整えようと思います。

 

来週あたりから、このブログも、

 

「昨夜は旦那とチョメチョメして気持ちよかった」

とか

「旦那の息子さんをパックンチョしたら、あごが外れそうになった」

とか

「あわびの周りのワカメを剃ってツルツルにしてみました」

 

といったような下ネタが増えるような気がします。

乞うご期待! 

 

そんな第3子の妊娠を目指すこむつま家ですが、2人の子供のうち、上の子は幼稚園児してます。

 

通っているのは家から最も近い距離にある市立幼稚園。

 

下の子も、4月から幼稚園(年少さん)なのですが、当然、上の子と同じ幼稚園に通わせるつもりです。

 

こむつまの親戚の中には、「兄と弟それぞれの性格にあった幼稚園に通わせるべき」という持論のもと、兄弟を別々の幼稚園に通わせている人もいるのですが、話を聞く限り、とにかく送り迎えが大変そうで、到底こむつまにはそんなことはできません。

 

こむつまとしては、子供の性格と園の教育方針が合っているかどうかなんて考えるようなことはなく、幼稚園選びの1番の基準は、「家から近いこと」であり、2番目の基準は「保育料が安いこと」です。

 

これは旦那も同じ考えです。

 

 

親戚の子供が通っている私立幼稚園の話を聞くと、お遊戯の時間やら勉強の時間やらがあり、とても教育熱心な印象を受けます。

その分、当然保育料(授業料)も高いのですが。

 

一方、うちの子供が通っている市立幼稚園は、さすが公立といいますか、まったく勉強の時間はなく、一日の大半は「自由遊び」によって消費されます。

 

先生方は、子供たちに「好きなことをしなさい」と言い、それを見守るだけです。

 

悪く言えば「放任」ですし、良く言えば「大らか」ですかね。

 

「数字」も「ひらがな」も幼稚園では教えないそうで、特に東京の私立幼稚園ではあまりない光景かもしれません。

 

 

こむつまも旦那も、子供とは良く遊びますし、比較的子育てに熱心な方だと自認しているのですが、こと教育に関しては、我ながら無関心な親だなと思います。

 

旦那の両親は非常に教育熱心で、旦那は小さいころからたくさんの習い事をさせられ、小学校3年生から塾にもずっと通っていたとのこと。

 

旦那の方から「習い事をしたい」とか「塾に通いたい」と言ったのではなく、両親から「行け」と言われて通っていたらしいです。

 

塾で勉強するということが「当たり前のこと」だと思えるような訓練を小さいころから受けてきたからか、旦那はこれまでの人生で、「勉強が苦痛」だと思ったことは一度も無いそうです。

 

その点で、親にはとても感謝しているとも言っていました。

 

 

旦那の両親がそんな感じの人たちなので、逆にこむつま自身は、「なんて子供に無関心なのだろう」と自己分析をしている次第。

 

習い事をさせようとか、塾に通わせて将来は良い大学に入学させたいとか、そんなことは微塵も考えていません。

 

もちろん、子供の方から「○○がやりたい」と言って来れば、予算の範囲内で援助してあげたいとは思っていますが、少なくとも、こむつまが子供たちに「やって欲しい」と期待しているものはありません。

 

 

そういえば、森博嗣氏の著作「100人の森博嗣」の中で、森先生も高校生からの「子育て」に関するインタビューに答えていたなと思い出したので、本書を引っ張り出してきました。

100人の森博嗣 100 MORI Hiroshies (ダ・ヴィンチ・ブックス)

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一部引用しますね。

 

高校生)お子さんとはどんなふうですか?

 

森博嗣)子どもに無関心な親です。子育てに熱心なお父さんって、子どもから見て格好良いですか?

 そうは思えない。

 親父は親父で好きなことをやっているっていうほうが、たぶん子どもから見たら格好良い。

 子どもが大人を格好良いと思うのは、自分にはできないことをやっていて、打ち込んでいて、凄く忙しそうにしていて、なにか一所懸命やっているっていうのが、憧れであって、子どもに対してあれこれ言ってくれるっていうのは嫌ですよね?

 大学の先生も、研究ばかりしていて、あまり学生の相手をしてくれないっていう先生のほうが学生からは人気がありますもんね。

 教育ってそういうものだと思います。さあお前たちに教えてやるぞって、そうなったときにはもう教育は駄目なんだと思う。俺は教える時間がないから、あっちに行ってなさいっていうのが、教育であって、そういう人たちにこそ、教えてもらいたい子はついていくわけです。大人は背中を見せないといけないと思う。

 

高校生)高校生に一言お願いします。

 

森博嗣)(前略)なるべく先を見るっていうことかな。だいたい、若い人たちの自分の将来像とか夢っていうと、なんか明るい家庭を持ってとか、子どもが小さいんですよ。

 それでどこかへ遊びにいって幸せだとか、それってせいぜい5年とか10年のことだよね。

 (中略)その子どもが大きくなって結婚していなくなって、そのあとに、自分はどうするのかってことを考えていない。子どもが小さいのなんて、せいぜい3年か4年ですよ。

 自分の人生の中で本当に短い時間です。もっと遠くを見ないといけないと思います。

 

ここまで割り切った考え方をできるのが、森先生の凄さなのでしょう。

 

現在進行形で親をやっているこむつまとしても、色々と考えさせられる言葉です。

 

ではでは、See you later, alligator.