身に付けるべきは「生きる力」~日本に殺されず幸せに生きる方法~
本日は本書のご紹介。
電子版もあるようですが、こむつまは単行本で読みました。
人生で大切なことは「生きる力」をつけること、それが本書の結論になります。
文部科学省も「生きる力」を現行の学習指導要領の大命題に掲げていますよね。
「生きる力」には当然、「稼ぐ力」が含まれるわけですが、こむつま自身、サバイバル社会を生き抜いていく力が身に付いているのか、はなはだ疑問です。
うちの旦那然り。
さて、金融やサービス業などの知識産業で働く人が現代では大幅に増えています。
ある意味公務員もサービス業だといえるでしょう。
世界的に見て日本は例外ではありますが、こういう業界では終身雇用の組織はそう多くはありません。
そうなると、働く側はいつクビになるかわかりませんので、副業などで、複数の収入源を確保したり、社外の人脈を広げたり、社外でも通用するスキルを磨いておくのです。
たとえ会社員であっても、このように個人事業主のような感覚で働いていますから、会社側に終身雇用や安定を求めることもありません。
海外の、特に専門職の会社員は、社外の勉強会や産業団体、技術団体、ボランティアなどの活動に熱心で、副業も割と気軽にやっているそうです。
そのような活動をすることが、自分を守ること、生きる力を身に付けることになるからです。
先にも述べましたが、生きる力には、「稼ぐ力」も含まれます。
これは自分で価値を生み出し、お金を稼ぐということです。
筆者は、この件に関し、「汎用性の高いスキル」という言葉を使って以下のように述べています。
「汎用性の高いスキル」というと、資格や自己啓発、語学などを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、そういったものはすぐにお金には結びつきません。
例えば、公認会計士の資格があり企業の経理業務ができる、ロシア語が流暢で次の日から海産物輸出入の交渉をロシアの海産問屋とできる、というように「その知識や資格を使って何かお金をいただくことができる」ものでなければ、「汎用性の高いスキル」とは言わないのです。
そのようなスキルはどうやって磨けばよいかというと、やはり普段から、会社の外で様々なことをやり、実務で磨くのが一番なのです。
一番よいのが、副業をしてお金を稼ぐことです。お金を稼ぐとなると真剣に活動しなければなりませんので、スキルは嫌でも身につきます。ダメならお金を得ることができないのですから
自分でお金を稼ぐ事は非常に重要です。お金を稼ぐことで、人生を生き抜く上で大切な力を身につける事ができるのです。
要するに、マーケットに向き合うということですね。
例えばこのブログ。
個人ブログですので、「どういう記事を書きたいか」も重要なのですが、こむつまがいくら楽しんで書いても、それがまったく読まれなければ、マーケットにおいては「価値がない」と判断されたことになります。
一方で、個別記事へのアクセス数を分析してみると、「こういう記事に需要があるのか」と、改めて気づかされることがあります。
たとえ、それが適当に書いた記事だとしても、マーケットでは「価値がある」と評価されることがあるわけです。
毎日のほほんと専業主婦をやっていますが、ブログによって、「市場を読む力」を意識することができます。
そんなわけで、当面はブログを続けていこうと思います。
ではでは、See you later, alligator.