こむつまの日記

東京から熊本に移住したごく普通の専業主婦が思い出を消費するブログです。

読書

評価経済社会におけるFREEex(フリックス)という働き方

岡田斗司夫氏著「経済評価社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている」という本を読みました。 評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っている 作者: 岡田斗司夫 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2011/02/25 メディア: 単行本(ソフトカ…

君も「はみ出し公務員」にならないか?

円城寺雄介氏著「県庁そろそろクビですか?『はみ出し公務員』の挑戦」を読みました。 県庁そろそろクビですか?: 「はみ出し公務員」の挑戦 (小学館新書) 作者: 円城寺雄介 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/02/01 メディア: 新書 この商品を含むブログ…

地方創生を全否定する本

増田悦佐(ますだ えつすけ)氏著「高度経済成長は復活できる」という本を読みました。 高度経済成長は復活できる (文春新書) 作者: 増田悦佐 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/07 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 40回 この商品を含むブログ (23…

秘密なんてどこにも書いてない「くまモンの秘密」という本

こむつまにとっても旦那にとっても縁もゆかりも無かった「熊本」という土地に移住してもうすぐ1年。 肥後弁にも慣れましたし、九州の甘い醤油にも適応しました。 先日、「くまモンの秘密-地方公務員集団が起こしたサプライズ-」という本を読みました。 く…

「排除しない社会」とは。単線型のライフスタイルを変えることはできるのか

宮本太郎氏の著作、「生活保障-排除しない社会へ-」を読みました。 生活保障 排除しない社会へ (岩波新書) 作者: 宮本太郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2009/11/21 メディア: 新書 購入: 12人 クリック: 189回 この商品を含むブログ (46件) を見る …

地方創生の正体-なぜ地域政策は失敗するのか-

首都大学東京准教授の山下祐介氏と東大教授で社会学者の金井利之氏との対談形式で書かれた著作、「地方創生の正体」を読みました。 地方創生の正体: なぜ地域政策は失敗するのか (ちくま新書) 作者: 山下祐介,金井利之 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 20…

自分を成長させる読書。「持たない幸福論」という壁本を読んでふと考えた

京大卒ニート、pha氏の著作「持たない幸福論」を読みました。 持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない 作者: pha 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/05/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (11件) を見る こむつまは…

ワシワシ詐欺にご用心

島澤諭氏、山下努氏の著作、「孫は祖父より1億円損をする」を読みました。 孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本 (朝日新書) 作者: 島澤諭,山下努 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2009/04/10 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 36…

ドイツ人は1年に150日休んでも仕事が回るらしい。しかも成果は日本の1.5倍で

「ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか」という本を読みました。 ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス) 作者: 熊谷徹 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2015/08/04 メディア: 新書 この商品を含…

振り返ると、人生の転機にはいつも杉村太郎がいた

就職するときも、英語の勉強をはじめたときも。 ひさしぶりに杉村太郎氏の「アツイコトバ」を再読しました。 アツイ コトバ (中経の文庫) 作者: 杉村太郎 出版社/メーカー: 中経出版 発売日: 2012/07/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 本書の構…

ゆる田舎暮らしがちょうどいい

「田舎暮らしに殺されない法」という本を読みました。 田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫) 作者: 丸山健二 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2011/05/06 メディア: 文庫 クリック: 55回 この商品を含むブログ (10件) を見る 著者の丸山健二さんは芥…

論理を意識し思考すれば、あなたは自由になれる

三浦俊彦氏著「天才児のための論理思考入門」という本を読みました。 天才児のための論理思考入門 作者: 三浦俊彦 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/06/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る とりあえず、タイ…

奥さん、消費税25%ですって

「消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし」という本を読みました。 消費税25%で世界一幸せな国デンマークの暮らし 角川SSC新書 (角川SSC新書) 作者: ケンジ・ステファン・スズキ 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ 発売日: 2010/11/…

ブロガー・クリエータ必読。森博嗣著「作家の収支」

例のごとく、大好きな森先生の著作です。 作家の収支 (幻冬舎新書) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/11/28 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 小説家の収入、印税、原稿料、原作料、その他雑収入はどうなっているのか(…

公務員革命:彼らの〈やる気〉が地域社会を変える

公務員をやっている旦那が年末読んでいたので、こむつまも借りて読んでみたこちらの本。 公務員革命: 彼らの〈やる気〉が地域社会を変える (ちくま新書) 作者: 太田肇 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/10/05 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 21…

分子くん

齋藤勝裕氏著「分子のはたらきがわかる10話」を読みました。 最近愛読している、岩波ジュニア新書。 中高生向けに分かりやすく丁寧に書かれているので、こむつまのように頭の固くなった熟女でも、気軽に手に取ることができる一冊。 なんとなく、「久しぶりに…

下町ロケットは幻想か?日本型モノづくりの敗北

最近流行の下町ロケットに代表されるように、「日本の製造業は技術力がある」という認識を抱かれている方が多いかと思います。 「小さな町工場なんだけれど、世界的な技術を有している。しかし、経営力が低いために収益が確保できない」みたいなストーリー。…

公務員こそマーケット感覚が求められている

本日はこちらの本のご紹介。 マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法 作者: ちきりん 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2015/02/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (19件) を…

Wシリーズはすぐアニメ化されそうな予感

森博嗣先生の新シリーズ、Wシリーズの第一作、「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」を読みました。 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ) 作者: 森博嗣,引地渉 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/10/20 メディア: 文…

一人ひとりの心がけで世の中は変わるか?

平川秀幸氏の著作、「科学は誰のものか 社会の側から問い直す」を読みました。 科学は誰のものか―社会の側から問い直す (生活人新書 328) 作者: 平川秀幸 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 2010/09/08 メディア: 新書 購入: 6人 クリック: 206回 …

サバイバルタイムを生き抜くためのセルフブランディング

本日は、こちらの本のご紹介。 肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 (中公新書ラクレ) 作者: 宇佐美典也 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2014/12/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 宇佐…

幸福というのは、わきたつ感情が心の中に落ちつき場所を見つけること

こんにちは。 昨日の予告通り、「クロ―ディアの秘密」について書きましょう。 でもその前に、見てくださいよこれ。 じゃーん! パッチワークでカーテンを作りました。 ステンドグラスみたいで綺麗じゃありません? 材料はこれ。

「よそ者、若者、ばか者」論では地域を変えることはできない?必要なのは経営力!

熊本という地方都市に暮らすこむつまは、地域産業の振興について書かれた本をよく読むのですが、そのような書籍を読んでいますと、「まちおこし」や「むらおこし」の現場では、今でも「よそ者、若者、ばか者」論が定理となっているように感じられます。 地域…

不平等社会日本~さよなら総中流~

10年以上前に書かれた佐藤俊樹氏の著作を、それこそ10年ぶりの再読。 不平等社会日本―さよなら総中流 (中公新書) 作者: 佐藤俊樹 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2000/06 メディア: 新書 購入: 1人 クリック: 54回 この商品を含むブログ (106件) を…

We do not inherit the earth from our ancestors; we borrow it from our children.

横森豊雄氏、長坂泰之氏、久場清弘氏著の「失敗に学ぶ中心市街地活性化-英国のコンパクトなまちづくりと日本の先進事例」を読みました。 失敗に学ぶ中心市街地活性化―英国のコンパクトなまちづくりと日本の先進事例 作者: 横森豊雄,長坂泰之,久場清弘 出版社…

専業主婦だけど、「未来の働き方を考えよう」を読んでみた

本日は読書感想文。 ちきりん氏の著作、「未来の働き方を考えよう」を読みました。 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる 作者: ちきりん 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/06/12 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (73件) を見る 本…

孤独の価値

こんにちは。 森博嗣先生の作品が大好きで、ほとんどすべての著作を読んでいるこむつまです。 最新シリーズの「彼女は一人であるくのか? Does She Walk Alone?」は積読状態なので、早く読んで感想を書きたいと思います。 で、本日は新書シリーズ、「孤独の…

ゼロ~なにもない自分に小さなイチを足していく

うちの息子はテレビのクイズ番組が大好きです。 こむつまも旦那もテレビはほとんど見ない人間なので、チャンネル選択権は子供が持っており、毎日のようにどこかのチャンネルで放送されているクイズ番組を見させられている状況です。 昨夜は、ネプリーグから…

パートナーに「ドロップオフ・リスト」を作らせることの意義

本日は本書のご紹介。 ゆるい生き方 ?ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣〜 作者: 本田直之 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2010/05/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 8人 クリック: 58回 この商品を含むブログ (30件) を見る 本田直…

まちづくりデッドライン – 生きる場所を守り抜くための教科書

本日も読書感想文です。 まちづくり デッドライン 作者: 木下斉,広瀬郁 出版社/メーカー: 日経BP社 発売日: 2013/04/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る こむつまは九州の地方都市に住んでいます。 いわゆるシャッター通りと呼ばれる駅…